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盛況のクラフトフェア閉幕 2日間で3万7038人来場

公園の芝生に並ぶクラフト作品。来場者の目を楽しませた

 松本市のあがたの森公園(県3)を会場にした野外工芸展「クラフトフェアまつもと」(松本クラフト推進協会主催)は28日、2日間の日程を終えて閉幕した。来場者数は前年比37%増の3万7038人(速報値)で、コロナ禍以前を思わせるにぎわいを見せた。

 ガラス、陶芸、木工などさまざまなジャンルにわたる全国256組の作家などがブースを並べる会場に、2日目も大勢の人が詰めかけた。安曇野市三郷明盛の大場麻紀子さんは、小学生と幼児の娘2人を連れ、愛知県の革小物作家が手がけた子供用の指輪を購入。「毎年楽しみにしている。今年は初めて電車とバスで来た。コロナもあまり気にしなくてよくなり、ゆっくりと回れる」とリラックスした様子で話していた。
 出展者数は前年より51組多く、来場者数は9930人増えた。初日が2万1531人、2日目が1万5507人だった。