バラ美しく 四賀の公園で初の「まつり」

松本市四賀地区・会田の信州グリーンローズスタジアム四賀(市四賀球場)のそばに整備された四賀バラ公園で27日、第1回「バラまつり」(実行委員会主催)が始まった。遅霜の影響で開花が1週間ほど遅れ、花の数はまだ少ないものの、初日は鉢花のプレゼントもありにぎわった。6月4日まで。
公園には約400株のバラが育てられていて、遊歩道も芝生となっている。地元の住民有志や商工業者でつくる「四賀元気プロジェクト」が3年がかりで整備した。
先着100人への鉢花プレゼントでは、開場前から長蛇の列ができた。麻績村の三浦武さん(80)は「自宅でバラを育てていて、いろいろな所を見に行っている。昨年秋に講習会でここのバラを3本剪定したので、様子を見に来た」と鉢花を手に喜んでいた。
28日は公園横の駐車場でキッチンカーフェス(午前10時~午後3時)や太鼓の演奏(午前10時半~11時)もある。多くの花が咲くのは最終日ころになりそうで、丸山則行実行委員長(72)は「その後もずっと咲いているので楽しんでほしい」と話していた。