気温グングン上昇、真夏日に 松本市沢村で32・4度

中信地方は17日、高気圧に覆われて晴れ、各地で今年初の真夏日(30度以上)となった。日中の最高気温は、松本市沢村で平年を8・8度上回る32・4度を観測し、盛夏を思わせる厳しい暑さとなった。木曽町福島は平年を9・5度上回る31・6度と5月の観測史上最も高かった。
山を越えた風が吹き下ろす際に乾燥して気温が上昇する「フェーン現象」の影響も加わり、気温が急激に上がった。松本駅前の交差点では午後2時ころ、半袖姿や日傘を差して歩く人が多く見られた。強い日差しが照りつけ、松本駅ビルの温度計は36度を示していた。
長野地方気象台によると、県中部は18日も晴れて真夏日となる見込み。松本の最高気温は32度と予想されている。