羽ばたく力育もう 中信の高校で入学式
中信地域の多くの高校で６日、入学式が開かれた。松本蟻ケ崎高校では２８４人が入学し、高校生活への希望を胸に新たなスタートを切った。
体育館で式を行い、出身中学校の制服を着た新入生は保護者や教職員の拍手で迎えられた。鳥谷越浩子校長は式辞で哲学者・森信三の言葉「人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。しかも一瞬早すぎず一瞬遅すぎない時に」を紹介し、「これから出会う人や経験から生きる方向を見いだし、未来へ羽ばたく力を育めるよう学校生活を充実させてください」とエールを送った。
新入生代表で塩尻市の塩尻中出身の飯田杏さん（１５）は「先輩方の意志を受け継ぎ、文武両道の精神で仲間と勉強や部活動に励み、感謝を忘れずに３年間を充実したものにします」と誓った。