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八十二銀松本駅前支店80周年祝い蟻ケ崎高が書道パフォーマンス

開設80周年を祝って完成させた書道作品

 松本市深志1の八十二銀行松本駅前支店は28日、開設80周年を記念して松本蟻ケ崎高校書道部を招き、書道パフォーマンスを披露した。あがたの森通りに面する同支店前の広場で八十二銀行が掲げる「共創」の文字を中心にした作品が仕上がると、行員や地元住民、観光客が拍手を送った。

 新3年生16人が、明るい音楽をバックに「はい!」と声をそろえ、縦4㍍、横5.5㍍の紙に「幾年変わらぬ地域の絆」「感謝の思いを胸に貴方の暮らしに寄り添い続ける」などと力強く書いた。残雪の北アルプスや桜の絵も描かれ、上條雄嗣支店長は「とてもすばらしく力強い作品で感動した」と述べた。部長の齋藤衣桜里さん(17)は「地元の銀行のお祝いに参加できうれしい」と話した。
 同支店ロビーで今月末まで作品を飾り、29日と30日は感謝デーとして昭和時代の市内の街並みなどを振り返る写真展を開く。
 同支店は昭和18(1943)年3月29日に開設された本町支店が起源で、伊勢町に移転、改称して、昭和55(1980)年に駅前に移転した。