生坂小5年生が特産ブドウの学び深める PRパンフレット作成

生坂村の生坂小学校5年生8人が、地元特産のブドウを紹介するパンフレットを作成し、村内の観光施設で配布している。総合的な学習の時間で学び調べた成果で、村内ブドウ栽培の歴史や特色を分かりやすく説明しており魅力をPRしている。
A4用紙二つ折りの計4ページで「ぶどうの歴史」と「ぶどうの育て方」「生坂のぶどうのちがい・流通」の3テーマで、それぞれ手描きのイラストを交えて紹介。道の駅いくさかの郷ややまなみ荘に置いている。
ちがい・流通のページでは生坂産ブドウが県内だけでなく東京都や北海道、沖縄県に出荷されていることや、9月2~4週目に多く売れることなどが紹介されている。
藤澤莉緒さん(11)と一緒に歴史を調べた久恒空楽君(11)は「歴史をたどってまとめるのは大変だったけれど、村の特産品になった背景を学べてよかった」と振り返った。森田眞琥良君(11)とともに栽培方法をまとめた伊藤葵々さん(11)は家庭がブドウ農家で「農作業には苦労もあるけれど、お客さんにおいしいブドウを食べてほしいと思って作っているのを知ってほしい」と願っていた。