立候補予定者説明会 朝日村長選に2陣営、村議選に13陣営
任期満了に伴い4月18日告示、23日投開票の日程で行われる朝日村長選挙と村議会議員選挙の立候補手続きに関する説明会が23日、村役場で行われた。村長選には、現職と新人の2陣営が出席した。定数10の村議選には現職6人、新人7人の13陣営が出席し、平成23(2011)年以来12年ぶりの選挙戦が濃厚となってきた。ただ新人の中には「検討中」とする人が複数おり、動向が注目される。
村長選は、いずれも無所属で出馬を表明している1期目の現職・小林弘幸氏(70)=西洗馬、元村議で新人の塩原智惠美氏(68)=同=の2陣営が出席し、現職と新人の一騎打ちとなる見通しだ。
村議選の13陣営の内訳は男性8人、女性5人で全員無所属。新人は、これまでに出馬意向を示していた3人に加え、新たに村ボランティア連絡協議会長の古池美佐江氏(63)=西洗馬=が出馬意向を固めた。女性の立候補予定者は過去最多となる見通しだ。新人のうち西洗馬の60代男性と針尾の50代女性2人は「検討中」「最終調整中」とする。
現職で態度を保留していた3期目の髙橋廣美氏(74)=古見、1期目の髙橋良二氏(72)=針尾=は23日までに引退の意向を示した。髙橋廣美氏は説明会に出席したが「新人の動きが活発なこともあり退きたい。無投票回避に向け議会で取り組んできたことが実を結んだと思う」とした。髙橋良二氏は出席せず「周囲の人と話し合った結果出馬しないことにした」とした。
立候補手続きに必要な書類の事前審査は4月11日に村役場であり村長選は午前9時から、村議選は10時から実施する。