赤、白、桃色 ハナモモ満開 木曽町福島の川西

木曽町福島の川西区を流れる木曽川沿いの土手で、住民が丹精するハナモモが満開を迎えた。赤、白、桃色の花々が折り重なるように風に揺れ、地域住民を癒やしている。
県立木曽病院の辺りから御室の集落までの約1キロにわたって100本ほどが連なる。平成26(2014)年、「自分で買って植えた記念樹」にしようと、希望した約90組の住民が苗木を購入。植えた本数の「百」を入れた「花百開道」の愛称で親しまれる。
よく晴れた27日朝、色鮮やかな光景を眺めながら散策を楽しんだ地元の主婦は「わが子が立派に育ったようで誇らしい気持ち」と笑顔。「(地区外の)町内の方々にもほめてもらえてうれしい」話していた。