節目に決意 松本市、安曇野市、塩尻市、朝日村で「二十歳の集い」

成人の日(13日)を前に、松本、安曇野、塩尻の3市と朝日村で「二十歳の集い」が行われた。新型コロナウイルス禍の令和2年に中学校を卒業した19~20歳の若者が各地に集い、久しぶりに顔を合わせ旧交を温めた。
松本市はキッセイ文化ホール(水汲)で「ハタチの記念式典」を開いた。平成16(2004)年4月2日~平成17年4月1日に生まれた2204人(前年比32人減)が対象で、午前と午後の2部制で行われた。式典で臥雲義尚市長は、自身が21歳だった時の写真を映写し「失敗を恐れない訳にはいかないが、失敗しても温かく受け入れるまちにするので挑戦を続けて」と呼び掛けた。
式典の実行委員会が松本市に関するクイズを行い会場を盛り上げた。実行委員を務めた西村直希さん(20)は「中学校の卒業式が新型コロナ禍で縮小され、顔を合わせる機会もなかったので、久しぶりに友達と会えてうれしい」と話していた。