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巫女アルバイトが心得学ぶ 穂高神社

研修に先がけて参拝するアルバイト

 安曇野市の穂高神社で21日、年末年始に巫女などを務めるアルバイトの研修会が開かれた。大学生・短大生と高校生約30人が、参拝客への対応や心構えを学んだ。

 女性は白衣と朱色の緋袴、男性は白衣と白袴に身を包み、まずは全員で参拝した。研修会では、神社の等々力良勝禰宜が「一年の初めにすがすがしくお参りしていただくため、元気よく、やさしい対応を心掛けてほしい」と話した。
 アルバイトは主におみくじや縁起物の販売を担当するため、5種類ある熊手の違い、先に球が付いているのが鏑矢、付いていないのが破魔矢といった注意点を学んだ。大町岳陽高校1年生の徳竹芽依さん(16)=安曇野市穂高=は「神社に興味があり、友だちに誘われて応募した。しっかり務めたい」と話していた。