地域の話題

松本の英会話スクール校長 チャックさんが能登支援ライブ

生徒らから集まった支援物資とチャックさん(右)

 地震や豪雨で甚大な被害が出ている石川県の能登半島を支援しようと、松本市桐3の英会話スクール・イージィコミュニケーションズの校長、チャック(本名チャールズ・ワイズナー)さん(41)が12日まで、支援物資を募っている。チャリティーウイークと銘打ち生徒から寄贈を受け付けているほか、12日午後9時からは入場料が"支援物資"の夜通しライブを市内で開く。集まった品は直接、石川県に届ける予定だ。

 7日に教室で受付を始め、食料や生活用品など既に多くの物資が集まった。夜通しライブは同市深志1のカーリーレコードで12日午後9時~翌13日午前5時に開催。DJでもあるチャックさんや友人のミュージシャン、アーティストが出演し、支援を呼び掛ける。参加条件は「常温保存できる賞味期限3カ月以上の食品一つ以上」を提供すること。入場料は取らない。
 かつて自転車旅で能登を訪ね、魅了されたというチャックさん。能登豪雨が起きた先月も現地にいた。地震や大雨で変わり果てた土地を目の当たりにし「見るからに助けが必要と思った。今回限りにせず活動を続けたい」と話している。
 集まった物資は後日NPO法人いしかわフードバンクネットに届ける。