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山雅勝ちきれず 奈良と1-1

後半終了間際、右CKからシュートを放つ松本山雅の常田(中央奥)

 明治安田J3リーグ第30節の29日、松本山雅FCはサンプロアルウィン(松本市)で奈良クラブと対戦し、1―1で引き分けた。勝ち点を43とし、昇格プレーオフ圏内の6位に浮上した福島ユナイテッドFCと並んだが、得失点差で及ばず順位は暫定7位となった。

 松本山雅は先発3人を変更。ボランチに安永が入り、前線の右に佐相、中央に安藤を配する布陣で臨んだ。
 先制点は松本山雅。前半14分に右CKを短くつなぎ、山本龍がゴール方向に巻く速いボールを入れると、そのままネットを揺らした。だが4分後にあっさり失点。以降は押し込む時間帯が長かったが、勝ち越し点が遠かった。
 3試合ぶりのホーム戦には7805人が来場した。試合後のゴール裏席には「ダービー勝利は通過点 俺達が目指すのは昇格」との横断幕が掲出された。
 次節は10月5日で、アウェーでAC長野パルセイロと対戦する「信州ダービー」に臨む。キックオフは午後4時半となっている。