大門商店街をクイズで巡る 塩尻で活性化イベント

塩尻市の中心市街地活性化を目的に、大門地区の商店街を巡る催し・大門ウオークが、28日に行われた。親子連れなど20組・62人がエントリーした。商店や飲食店など38店舗・事業所が協力し、それぞれに用意されたクイズを解きながら歩いて回った。
ルートが異なり、それぞれ20カ所を巡る2コースを用意した。商品やイメージキャラクター、店名などにちなんで用意されたクイズを、店主らとの会話や店内の様子をヒントに解いた。
家族3人で参加した桔梗小学校4年生・池上諒晟君は「行ったことがない店が多い」と、街巡りを楽しんだ。父の晶敏さん(47)は「息子とイベントに参加したいと思った。楽しめればいい」と話していた。
商店街を多くの人たちに知ってもらう考えで、実行委員会が主催した。3年目の企画で、今年は新たに、市役所周辺の大門七番町の一部を対象エリアに加えた。実行委員長の蟻川博之・しおじり街元気カンパニー専務は「参加者は面白い店を見つけ、事業者は客のニーズを探ることができる」と、催しの効果を説明していた。