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御嶽海が連敗 4勝11敗で秋場所を終える

平戸海(手前)に寄り切りで敗れた御嶽海(読売)

 大相撲秋場所(東京・両国国技館)千秋楽の22日、東前頭3枚目・御嶽海(出羽海部屋)は西小結・平戸海(境川部屋)に寄り切りで敗れ、4勝11敗で今場所を終えた。立ち合いから左上手で前まわしを取られると、なすすべもなく押し込まれて土俵を割った。
 先場所に続いて上位陣との総当たり戦が中心となった今場所は、初日こそ元気のない関脇・貴景勝(常盤山部屋。3日目から休場、20日に引退)を寄り切りで破ったものの、以降は苦戦が続き、2場所連続の負け越しとなった。立ち合いの鋭さを欠いて差し込まれ、力なく敗れる取組が多く、白星も辛勝で、上位陣との地力の差を感じさせる内容だった。
 福岡県の福岡国際センターで行う九州場所は、11月10日に初日を迎える。番付は10月28日に発表される。