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松本の夜空に大輪 すすき川花火大会

薄川に打ち上がる花火(午後7時35分ころ)

 松本市の夏の風物詩「すすき川花火大会」(実行委員会主催)が9日、筑摩神社(筑摩2)近くを流れる薄川の河川敷一帯で行われた。色とりどりの約3000発の打ち上げ花火が、真夏の夜空を彩った。

 打ち上げが始まると、あちらこちらから歓声が上がった。混雑緩和のため、今年初めて花火の打ち上げ場所上流の河川敷に「自由観覧エリア」が設けられ、家族連れなど多くの人が、持ち寄ったシートに座ってゆったりと花火を楽しんでいた。
 家族4人で自由観覧席を使った里山辺の会社員・花岡孝則さん(36)は「小さい子供がいるので座って見られてありがたい。例年よりも花火そのものを楽しめた」と喜んでいた。