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観光客が松本伝統の七夕人形作り 市立博物館で講座

七夕人形作りを体験する親子

 松本市立博物館(大手3)を拠点に活動する市民学芸員の会は4日、同館で七夕人形作り講座を開いた。七夕部会(川舩敏子代表)の6人が参加し、観光客らに松本の伝統行事について教えながら、折り紙を使ったミニサイズの七夕人形作りを指導した。

 前夜の松本ぼんぼんに参加するために松本を訪れた都内の会社員は一家4人で体験した。子供たちは、赤や青の折り紙で鮮やかに仕上がった七夕人形に「きれい」と満足そうで、長いひもを付けてもらって首飾りにして喜んでいた。
 川舩代表は「観光客や移住者は興味深く耳を傾けてくれる。松本の伝統を大勢の人に知ってもらいたい」と話していた。