猛暑うんざり...松本で35.1度 木曽では今季最高の35.6度
中信地方は2日、高気圧に覆われて晴れ、35度以上の猛暑となる所があった。気象庁の観測によると、最高気温は木曽町福島で今季最高の35.6度を記録し、松本市沢村で35.1度、安曇野市穂高で34.9度だった。環境省と気象庁は、県内に6日連続となる熱中症警戒アラートを発表した。
松本広域消防局によると、塩尻市の70代と20代の男性が熱中症で搬送された。いずれも軽症のもよう。
松本市の国宝松本城周辺では日傘を差して歩く人や、日陰で信号待ちをする人の姿が見られた。家族3人で松本城を訪れた名古屋市の男性は「名古屋よりは涼しいが、日差しが強く日なたは暑い。涼しい所でこまめに休憩を取るようにしている」と話していた。
気象庁の予報だと、3日の県中部は晴れ時々曇りで、松本の最高気温は36度と予想されている。