地域の話題

青山様・ぼんぼん 元気に 松本・両島町会

みこしを持って元気に歩く子供たち

 松本市鎌田地区の両島町会で25日、松本の子供の夏の伝統行事「青山様・ぼんぼん」が行われた。町会内の小学生約50人が参加し、男の子はみこしを持って、女の子は歌って町会内を練り歩いた。

 男の子は青い法被にねじり鉢巻きをし、女の子は浴衣や甚平を着て髪に花飾りを着けた。3基のみこしで3コースに分かれ、町会内の南側を回った。雨が降る中、男の子は「青山様だい、わっしょい、こらしょ」と大きな声を出して練り歩き、町会内の住民がさい銭を入れると元気に跳びはねた。女の子はちょうちんを手に、哀調を帯びたぼんぼんの歌を歌って進んだ。
 鎌田小6年生で双子の中村柚子花さん(11)と歩乃花さん(11)は「雨が降ってきて驚いたけれど、皆で楽しく回れた」と話していた。26日は町会内の北側を練り歩く。