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松本山雅の新社長に小澤修一氏内定 

 サッカー松本山雅FCを運営する株式会社松本山雅は11日、任期満了で社長の神田文之氏(46)が退任し、後任に取締役事業推進部長の小澤修一氏(44)を充てる役員人事の内定を発表した。社長交代は平成27(2015)年以来。24日の株主総会と臨時取締役会を経て正式に新体制へと移る。

 役員人事は9日の定時取締役会で決めた。社長を5期10年務めた神田氏は常勤取締役となる。  小澤氏は神奈川県出身。クラブがJリーグ入りに向けて本格的に動き出した平成17年に選手として加入し、6季プレーした。21年の日本フットボールリーグ(JFL)昇格に貢献し、翌シーズンに現役を引退した。アカデミースタッフでセカンドキャリアをスタート。広報や営業、喫茶山雅の立ち上げなどに携わり、一昨年から現職を務めている。2代続いて選手上がりの社長となる。  このほか、先月に入社し、北信越リーグ時代の松本山雅に在籍経験もある元電通の横関浩一氏(44)が常勤の代表取締役執行責任者に就任。代表取締役が2人体制となる。  非常勤の社外取締役も刷新する。クラブ創成時から携わる大月弘士氏(58)、八木誠氏(58)、髙橋耕司氏(60)、山村和永氏(55)、有賀修二氏(65)が退任。松本市総合戦略局長・髙野敬吾氏(58)、トップスポンサーでもあるセイコーエプソンのDX推進本部副本部長・津田敦也氏(57)、Jリーグなどスポーツ団体で理事も務めた米田公認会計士事務所代表・米田惠美氏(40)が後任に就く。

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