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塩尻の男声合唱団コールファーターが「うたごえサロン」 来月7日

コールファーターのメンバー。市民と「うたごえサロン」を始める

 塩尻市を拠点に活動する男声合唱団コールファーターは4月7日、同市大門並木町の市民タイムス塩尻ホールで、無料の「うたごえサロン」を始める。誰もが知っている歌謡曲やフォークソングなどを団員が市民と一緒に合唱する場で、歌う喜びを分かち合う。市民は団員の重厚なコーラスをバックにして気持ちよく歌える。定期化も視野に入れている。

 団は新型コロナウイルス禍での中止を挟んで昨秋、5年ぶりに定期演奏会を開いた。今回はよりオープンなイベントとして企画。性別に関係なく誰でも参加できる。団としても歌を通して市民と交流したり、合唱曲以外の曲を歌ったりして活動の幅が広がるという。
 当日は「春だ!ブギだ!コールファーターだ! あなたに愛を。懐かしのメロディー、さあ、みんなで歌いましょう!」と題して行う。「早春賦」、「野に咲く花のように」、「少年時代」など春から夏にかけての歌を取り上げる。代表の三浦正さん(61)=塩尻市塩尻町=は「歌詞はスクリーンに映し出すので、前を向き、顔を上げて歌える。後ろから合唱団の声が聞こえてくるので声が出しやすい」と魅力を話す。電子ピアノの伴奏も付く。
 団は平成8(1996)年に8人でスタート。現在は25人が所属し月3回、塩尻西部中学校で練習をしている。
 サロンは午後2時から。無料(ドリンク付き)。事前の申し込みは不要。問い合わせは三浦さん(電話080・5143・2331)へ。