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4バス路線の乗り場 松本駅お城口広場に移る

松本駅お城口広場に新たに設けられたバス乗り場

 松本市内を走る路線バス「ぐるっとまつもとバス」の一部路線の乗り場が16日、松本バスターミナルから松本駅お城口広場に移された。駅とバス乗り場を直結させて、観光客や通勤・通学する人たちの利便性向上を図る。

 信大横田循環線、横田信大循環線、新浅間線、浅間線の乗り場がお城口に変わった。初日は朝から市やアルピコ交通の担当者10人ほどがお城口に立ち、利用客に声を掛けて変更点を伝えた。  市によると、四つの路線は市美術館やあがたの森公園などに向かう観光客、高校生らを中心に、利用者が多い。駅近くにバス乗り場を設けることで、電車との乗り継ぎをスムーズにした。JRのダイヤ改正に合わせて、この日に実施した。  並柳団地線(系統2)の乗り場は、お城口から松本バスターミナルに移った。  お城口ではこのほか、バス・タクシー乗り場の位置が変更になった。駅階段の正面にバス乗り場を配置し、タクシーはバスの北側とした。  市交通ネットワーク課の高頭康博課長は「電車とバスの乗り継ぎを分かりやすくした。多くの人に利用してほしい」と話していた。