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市民タイムス書き初め展 2078点の力作集まる

作品を吟味する審査員

 第37回市民タイムス書き初め展(市民タイムス主催、松本地区書道協会主管)の審査会が30日、松本市島立の市民タイムス本社みすず野ホールで開かれた。幼児から中学生までの8部門に寄せられた計2078点のうち、1次審査を通過した1069点が審査された。審査員は心のこもった作品の一つ一つに目を通し、入賞作品を選んだ。

 松本地区書道協会会員と招待審査員計13人が審査した。学年ごとに作品を並べ、筆遣いや全体のバランス、書から感じられる元気の良さや気力などを評価し、優秀作品を選び出した。
 同協会の大澤城山会長(60)=松本市蟻ケ崎4=は「質・量共に充実した内容で、日々積み重ねた鍛錬が感じられた。狭き門をくぐり抜けた受賞者は自信を持ってほしい」と子供たちの努力をたたえた。
 部門別の応募数は幼児69点、小学校1年105点、2年142点、3年375点、4年314点、5年257点、6年230点、中学生586点だった。このうち入賞作品約1000点を2月17~19日、山形村の大型商業施設・アイシティ21の3階ウェルアップホールで展示する。