松本・工芸の五月 「ほろ酔い工芸」17日に 作家の器と県内産ジン楽しむ

開催中の月間イベント・工芸の五月の人気企画で、作家の器と県産のアルコールを合わせて楽しむ「ほろ酔い工芸」が17日、松本市大手4の三代澤酒店で開かれる。今年はネズの実などで香り付けした蒸留酒・ジンを取り上げ、県内の小規模醸造所の「クラフトジン」を飲み比べで紹介する。
松本地域で活動する陶芸と木工の作家3人が今回のために直径・長辺20~25センチほどの皿を制作。参加費4500円(前売り)で器1点とジン3種類(各15ミリリットル)、乾き物5種が付き、器は使用後に持ち帰る。
ジンは基本の1種類に加え5銘柄から2種類を選び、スタッフ厳選の県内産のドライフルーツやおかきなどと味わう。市内の湧水で割り水を用意し、ジンに合わせた弁当店の総菜(3種・500円)やジンのお代わり(1杯500円)もある。
スタッフの丸山聡子さん(51)は「全て県内のすてきな器、おいしいジン、味や歯応えにもこだわったおつまみを楽しんでもらえれば」と話している。午後1時・2時半・4時の3部入れ替え制で、定員は各25人。問い合わせは工芸の五月企画室(電話0263・34・6557)へ。