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能登半島地震を受け 防災用品に関心高まる

ケーヨーデイツー松本元町店に設けられた防災用品コーナー

 松本市内のホームセンターで能登半島地震の発生以降、備蓄用の食品や防災用品を買い求める人が増えている。防災用品全般が品薄になっている店舗もある。

 元町1のケーヨーデイツー松本元町店は地震発生翌日に入り口付近に、防災用品の専用コーナーを設けた。地震の被害が深刻な地域でいまだに断水が続く中、水を使わない携帯式トイレや折りたたみ式の給水タンクなどの売り上げが伸びているという。他にも、懐中電灯や緊急避難セット、アルファ米や缶詰のパンといった備蓄食品、地震の際に家具の転倒を防ぐ突っ張り棒や免震アイテムなど多彩な商品がそろう。
 需要の高まりで入荷が難しい商品も出てきているといい、同店は「近県での大きな地震とあって、防災に対する関心の高まりを感じる」と話していた。