教育・子育て

大谷グラブで野球しようぜ! 松本の小学生たち大喜び

「本当に届いた!」と目を輝かせ、友達とグラブに触れる児童(旭町小)

 米大リーグで活躍する大谷翔平選手(29)が全国の小学校に贈ったグラブが、松本市内の小学校にも届き始めている。27日は旭町小でお披露目され、「野球しようぜ!」のメッセージカードと一緒に届いたプレゼントに児童は目を輝かせて喜んだ。

 オンラインの2学期終業式で、高野毅校長が「頑張ったみんなにプレゼントが届いています」と映像を通じて披露した。右利き用二つと左利き用一つで、大谷選手の写真が入ったカードと思いが書かれた手紙も紹介した。
 式後、6年の各クラスにグラブが運ばれると、児童は「本当に来たよ」と歓声を上げ、ガッツポーズで喜んだ。2組(北野恭平教諭、32人)では一人一人が触れ、手にはめたり印字されたサインを触ったりした。キャッチボールをした吉村薫君(11)は「大谷選手になった気分。大好きな選手だから待ち遠しかった。皆で仲良く使いたい」と笑顔を見せた。高野校長は「元気に遊び、夢に向かって努力する大谷選手から何かを感じ取ってくれたら」と願った。
 市学校教育課によると、あさひ分校を含む公立全29校に25日から順次発送しており、多くの学校が年明けに児童に披露する予定だ。