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アカシアの天ぷら好評 安曇野の里 祭りで振る舞う

アカシアの天ぷらを揚げる住民たち

 安曇野市豊科南穂高の複合施設・安曇野の里で18日、第37回安曇野の里あかしや祭り(実行委員会主催)が開かれた。開花期を迎えている地元のアカシア(ニセアカシア)の花の天ぷらが無料で振る舞われ、多くの来場者でにぎわった。

 鈴なりに咲いたアカシアの花を前日に河川敷などから摘み取り、会場に設置した大きな鍋で揚げた。来場者は、甘い香りのする花のサクサクとした天ぷらに舌鼓を打った。
 調理を担当した重柳農村振興委員会ふるさと特急便部会の浅川勇悟部会長(76)は「大盛況だった。こんな味がするのかと興味を持つ人もいて、季節を味わってもらったと思う」と満足そうに話していた。
 会場ではマスのつかみ取りや手打ちそばの即売会なども行われた。