ゆず湯で心もぽかぽかに 塩尻の銭湯で

塩尻市大門一番町の銭湯・桑の湯は17日、冬至の時季に湯船にユズを浮かべる「ゆず湯」を行った。冬至にゆず湯に入ると風邪をひかないという言い伝えにちなみ、長年行っている企画で、利用者が良い香りの中で入浴を楽しんだ。
高知県産の高級ユズ100個(10キロ)を用意して湯船に浮かべた。常連の中村康浩さん(64)=大門桔梗町=は「季節感がある。1年を振り返りながら良い気持ちで湯を楽しむことができた」と笑顔を見せた。桑の湯店主の桑澤弘幸さん(53)は「ゆず湯で元気になって新年を迎えてほしい」と話していた。
年内は31日(午後1~6時)まで、年明けは3日(午後3時~9時半)から営業する。