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サッカーU―16 初の全国大会へ 都市大塩尻高サッカー部1年生

U―16の全国大会に出場する東京都市大学塩尻高校サッカー部の1年生

 東京都市大学塩尻高校サッカー部の1年生24人が、16~18日に静岡県御殿場市で行われるU―16(16歳以下)の全国大会「2023ミズノチャンピオンシップU―16ルーキーリーグ」に初出場する。強豪校がそろう中、優勝を目標に掲げ「悔いの残らない戦いをしたい」と張り切っている。

 時之栖スポーツセンターで行われる大会には、全国9ブロックの16校が出場する。4グループに分かれて予選を行い、各グループの1位が決勝トーナメントに進出する。
 都市大塩尻は予選で札幌大谷(北海道)、浜松開誠館(東海)、大津(九州)と対戦する。増田琉星選手(16)=山辺中出=は「特別なことをするのではなく、いつも練習でやってきたことを発揮したい。緊張もあるが、激しい戦いができるといい」と話す。
 5~10月に行われた北信越ルーキーリーグ1部で、8勝3分けの2位となり、リーグ参戦5年目で初めて全国への出場権を得た。都市大塩尻の1年生担当コーチ・丸山亮太教諭(33)は「仲間を大切にして、全員で戦うことができた」と勝因を分析する。
 全国大会では強豪校との厳しい戦いも予想されるが「元気の良さが持ち味のチーム。波に乗ったら強い。おじけづかず、わくわくした気持ちで楽しんで戦ってほしい」とエールを送っている。