地域の話題

松本マラソンを花で応援 12日の本番前にゴール地点へ

おもてなしの花を運ぶ市建設業協会の会員

 「松本マラソン2023」が12日、松本・塩尻市内を走る42・195キロのコースで行われる。松本市総合体育館をスタートし、信州スカイパーク内のやまびこドームがゴールとなる。ゴール地点にはランナーを出迎える「おもてなしの花」が並べられる。10日は市建設業協会の会員企業の従業員らが地域ボランティアとして、色とりどりの花を保管場所の市かりがねサッカー場からゴール地点までトラックで運搬した。

 パンジーなどの花を植えたプランターには、「松本を楽しんで」「ゴールを目指せ」などのランナーを鼓舞するメッセージが書き込まれている。同協会の伊藤浩一会長は「市民が大事に育てた花。大切に運びたい」と話していた。
 今年の松本マラソンはフルマラソンの部に約5000人、10キロを走るファンランの部に約1000人がエントリーしている。午前8時15分にスタートし、午後2時過ぎまで交通規制が行われることから、同マラソン実行委員会が市民に協力を呼び掛けている。