教育・子育て

朝日小開校150周年をPR 来年度の節目へプレイベント

来年の開校150周年をPRする横断幕とプレイベントを企画した児童たち

 朝日村の朝日小学校は15日、来年度迎える開校150周年への機運を盛り上げるプレイベントを同校で開いた。地域の学校の節目をPRする横断幕を掲げ、児童たちが考えたスローガンや、記念事業のポスター候補となる児童手描きの校舎の絵をお披露目した。

 6年生29人が中心になってイベントを企画。昇降口前に全校児童197人と記念事業実行委員の地域住民らが集い、お披露目を見守った。横断幕には「開校150周年」の文字や、スローガン「たくさんの笑顔 未来につなごう あさひっこ」をデザイン。スローガンは、4、5年生の児童から募集した言葉を組み合わせたという。児童会長の藤田遥士君(12)は「楽しいことや大変なこと、いろいろな思い出がある朝日小が150年を迎える。みんなで準備して盛り上げていきましょう」とあいさつした。
 絵は6年生が1人1枚ずつ描き、18~22日に校内で全校児童や保護者を対象に投票を行い、入賞作を記念事業のポスターに採用する。黒田敏樹校長は「150年の節目が、子供たちや地域、保護者、卒業生など人と人があらためてつながる機会になれば」と願う。
 記念事業の実行委員会は15日、村役場に懸垂幕を掲げた。柳沢正喜実行委員長は「地域全体で機運を高めていきたい」と話した。同校は、古見、針尾、小野沢、西洗馬の4カ村の児童が通う学校として明治6(1873)年に開校した。