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松商柔道部100周年 歴史振り返り絆深める

記念品の贈呈も行われた松商学園柔道部の創部100周年記念式典

 松商学園高校の柔道部創部100周年記念式典(実行委員会主催)が7日、松本市巾上のホテルモンターニュ松本で開かれた。現役部員とOBら関係者約80人が参加して柔道部の歴史を振り返り、次の100年に向けて絆を強めた。

 松商学園柔道部は大正12(1923)年4月に創部した。体調不良で出席できなかった一之瀬勝弘実行委会長の式辞を岡田幸雄委員長が代読し、部の輝かしい歴史と敗戦後の連合国軍総司令部による武道禁止といった苦難なども紹介した。
 昭和60(1985)年から33年間監督を務めた山口泰志さんが歴代監督を代表してあいさつし、「100年引き継がれてきたことは大変な偉業」と感謝した。来年のパリ五輪出場を目指す卒業生の出口クリスタ選手と堀川恵選手(旧姓・津金)について「必ず出場して金メダルを獲得すると信じている」と期待した。
 実行委員会からは柔道部に、道場に掲げる歴代OBの名札掲示板2枚が贈られた。出口クリスタ、ケリー姉妹と、堀川恵、小野華菜惠の4選手からのビデオメッセージも披露された。

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