教育・子育て

夏休みも交通事故に注意 松本の清水小で親子安全教室

自転車の運転方法などを学ぶ講座

 松本市の清水小学校で23日、親子が参加した交通安全講座が開かれた。会場でラジオ体操をして午前7時から受講。自転車の運転ルールを学んだり、大型トラックの巻き込み事故防止の要点を確かめたりして、交通事故防止への意識を高めた。

 東部地区町会連合会、子ども会育成つぼみの会が主催。市や松本警察署、信州名鉄運輸などの協力を得て初めて取り組んだ。夏の交通安全やまびこ運動(31日まで)が展開される中、200人余が参加した。
 参加者は、道路を斜めに横断することの危険性や、大型トラックの死角、トラックが交差点を曲がる際の巻き込む範囲を確認した。自転車の安全な乗り方は松本署員が指導し、山岸久美子交通第二課長が「ヘルメットをかぶり、交差点ではきちんと安全確認をしてほしい。保護者も子供の事故防止のために注意を」と呼び掛けた。
 清水小6年生の松本美祐さんは「トラックの運転席からは思ったより見えていない。気を付けたい」と話した。東部地区町会連合会の新村昌弘会長は「交通ルールの基本を見直すことは大切。子供たちは事故のない楽しい夏休みを過ごして」と願っていた。

連載・特集

もっと見る