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信州・松本そば祭り 5年ぶり開催へ 10月7~9日 松本城公園で

 信州・松本そば祭りの実行委員会は27日、松本市中央1のMウイングで総会を開き、17回目となる今年の祭りを10月7日から9日までの3日間、松本城公園を主会場に開催することを決めた。台風や新型コロナウイルス感染拡大で中止を余儀なくされてきたが、5年ぶりに全国有数のそばの祭典が復活する。

 各地のそばが味わえるメインイベントの「全国そば祭り」には県内外の約10ブースの出店を計画する。県内各地の特産品やそば粉を使った食品の展示販売「信州地場産市」には約40ブースが集まる予定だ。恒例となっている信州そば打ち名人戦と全麺協素人そば打ち段位認定大会は、信州そば道場(松本市島立)に会場を移して開催される。今回はシャトルバスは運行せず、公共交通機関などを使っての来場を呼び掛ける。
 市などが提唱するゼロカーボンを推進するイベントとしても位置づけ、そばブースで提供する器や箸は、洗浄して再利用する方式を検討し、ごみの排出を抑える。会場で使用する電力の一部はグリーン電力とする。
 実行委員長の新保裕介・市民タイムス社長は「秋の一大イベントを復活させたいという熱意を各方面から感じる。環境対応もしっかり行い、新しい時代に合った、さらに飛躍するそば祭りにしたい」と述べた。

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