教育・子育て

友達と一緒に美ケ原キャンプ 松本の多くの小学校で再開

自分たちでおこした火に鍋と飯ごうを乗せて夕食を作る島立小5年生

 松本市の小学校の恒例行事・美ケ原キャンプが行われている。昨年度までは新型コロナウイルスの影響で日帰り登山がほとんどだったが、本年度はキャンプを再開する学校が多く、児童たちは夕食を作ったり、キャンプファイアをしたりして友達と一緒に過ごす時間を楽しんでいる。

 島立小5年生57人は27日、自然保護センターから美ケ原の最高点・王ケ頭(2034㍍)まで歩いて周辺を散策し、1泊する少年自然の家で夕食を作った。
 火おこしでは煙に包まれて苦戦しながらも交代でうちわであおいで薪をくべ、鍋と飯ごうを乗せてカレーライスを作った。
 ともに統率係を務める田中真紘君(11)は「みんなでご飯作って泊まるのは初めてだからうれしい」、藤森叶多君(10)は「協力して作ったカレーがすっごくおいしい」と喜んだ。夜はキャンプファイアの炎を囲んで歌って踊って親睦を深めた。
 市立の13校が7月までキャンプを予定する。

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