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警察犬が訓練の成果競う 穂高で大会

逃げた犯人役にかみついて捕らえる競技

 日本警察犬協会県支部は18日、安曇野市穂高北穂高のデンソーエアクール穂高工場グラウンドで、第28回信州訓練チャンピオン決定競技会を開いた。県内外から警察犬や訓練犬など90頭が集い、指導手らとともに競い合った。

 人間の足跡を追っていく「追及」や、匂いの付いた五つの布の中から指定された匂いを選ぶ「選別」などがあった。出場した犬はシェパードやゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバーが多く、指導手らの指示に従って日頃の訓練成果を披露していた。
 日本警察犬協会県支部の小林光男支部長(70)=安曇野市穂高=は「レベルが年々上がって来ている。中には、県内から県外の競技会に出る熱心な人もいる」と手応えを感じていた。