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巡業さながら多彩な企画 出羽海部屋の木曽合宿 24日 公開稽古 正五番勝負、髪結い、土俵入り、ちゃんこ 松本で御嶽海激励会も

実行委であいさつする髙崎親方

 上松町出身の大相撲・御嶽海関が所属する出羽海部屋が22~24日の3日間、木曽町で実施する「木曽合宿」の開催概要が7日、決まった。誰でも見学できる3日目の公開稽古は午前8時開始で、巡業さながらの多彩な企画も予定する。合宿終了後の25日には御嶽海関の激励会が松本市本庄1のホテルブエナビスタであり、16日まで参加者を募集している。

 合宿実行委員会の会合が町内であり、出羽海部屋付きの髙崎龍水親方(47)=元幕内金開山=も出席した。4年ぶりの実施に向け「皆さまのご協力があってこそ開催できる」と感謝し「三役や大関(への復帰)を目指して頑張っている御嶽海を地元で応援していただく機会にもなれば」と期待した。
 合宿は、昭和53(1978)年の「やまびこ国体」で相撲会場となった木曽町民相撲場が稽古場となる。本土俵での公開稽古には、県内の相撲クラブに所属する小中学生らも参加する。部屋の所属力士が東西5人ずつに分かれる正五番勝負や、床山・床力さんによる髪結いの実演もある。御嶽海関の土俵入りやトークショーのほか、会場には「ちゃんこ」などの販売ブースが並ぶ。
 激励会は御嶽海後援会主催で午後3~5時。御嶽海関とスピードスケート五輪金メダリストの小平奈緒さん=相澤病院所属=とのトークショーも予定し、後援会員以外も参加できる。参加費は2万円で食事と記念品が付く。申し込み・問い合わせは後援会(電話0264・23・8010)へ。

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