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「まるで天使」新生児を撮影 松本で写真展始まる

新生児の愛らしい姿が芸術的な作品となっているニューボーンフォト写真展

 松本市筑摩3のかんてんぱぱショップ松本店のギャラリーで6日、新生児の姿を芸術的な写真に収めた、「ニューボーンフォト」写真展が始まった。県内で活動する4組の写真家が撮影した、「生後2~3週間までしか撮れない」天使のような姿の作品69点が並んでいる。11日まで。

 安曇野市堀金烏川の中村岳雄さんとリム・ヒョンジョンさん夫妻、飯山市の岡村麻衣子さん、東御市の米田由香さん、上田市の宮坂由希さんが、初めて合同で作品展を開いた。
 ニューボーンフォトは、母親のおなかの中にいた時のポーズなどを再現し、芸術的な写真として残すもので、体が柔らかい新生児の時にしか撮影できない。ポージングの安全性に関する専門的な知識や、衛生面の配慮などが必要で、赤ちゃんの穏やかで無垢な寝顔は天使画のように美しく、肌の柔らかさも滑らかに表現されている。
 自宅で写真館・ワイルドベリーフォトを開いている中村さんは「一生の記念になってほしい。これを機にニューボーンフォトを知ってもらいたい」と話している。
 開場時間は午前10時から午後6時(最終日は3時)まで。