スポーツ

初夏の安曇野駆け抜ける ハーフマラソンに5779人

号砲が鳴り、一斉にスタートするランナー

 第9回信州安曇野ハーフマラソン(実行委員会主催)が4日、安曇野市の豊科南部総合公園前を発着するコースで開かれた。ハーフマラソン(21.0975キロ)に5120人、ファミリーラン(2キロ)に302組659人が参加し、初夏の安曇野を駆け抜けた。

 スタート地点では、市スポーツ大使の有森裕子さん(女子マラソンメダリスト)と篠原信一さん(男子柔道メダリスト)が登場して盛り上げた。ランナーは号砲とともに一斉に駆け出し、沿道の応援を受けながら田園風景の中を走っていった。
 ハーフマラソンは男子が上伊那郡中川村の桃澤大祐さん(30)、女子が石川県野々市市の安川沙弥香さん(40)が1位に輝いた。ファミリーランは千曲市の吉川伸二さん(50)・銘二さん(11)親子が優勝。2人とも安曇野ハーフマラソンは初参加で、銘二さんは「景色が最高だった」と笑顔を見せていた。
 今年は沿道の声出し応援が解禁となり、ランナーを励ました。2回目の参加だという千葉県山武郡横芝光町の小関訓さん(51)は「安曇野の景色と澄んだ空気を求めて参加した。子供から大人までたくさんの声援をもらい、気持ち良くゴールできた」と達成感をにじませていた。

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