政治・経済

今年の「母の日」何贈る? 商業施設がプレゼントの品ぞろえ充実

突然の来客時にも対応できるワンピース型のルームウエア。スパッツとも組み合わせられる(アイシティ21)

 14日の「母の日」を前に、中信地方の商業施設が、プレゼント用の品物を充実させている。カーネーションやエプロン、ブラウスなど定番の商品だけでなく、形や機能などで実用性が高い商品にも人気が集まっている。

 山形村のアイシティ21では、ルームウエアやマグカップ、ストールなどが売れている。購入費用は3千円から3万円程度で、やや高価な物が選ばれている。
 ルームウエアはワンピース型を選ぶ傾向が強い。宅配便への対応など突然の来客の際、着替えなくても、ある程度きちんと見えることが理由だ。マグカップは柄や形に加え、食洗機や電子レンジで使えるかどうかを選択基準に選ぶ人が多い。ストールはUV(紫外線)カット効果のある物が売れているという。
 同店は、母の日用に紅茶やマカロンなど千円代のプレゼントも用意している。倉田由里子副店長は「選んだ品物に、ちょっとしたお菓子やお茶を添えて贈っていただけたら、会話も弾むのでは」と勧めている。
 生花店では、定番のカーネーション以外の花も人気となっている。山形村のハマ園芸アイシティ21山形店では、アジサイの鉢植えが人気で、10種類ほどが並ぶ。同店の長岩飛鳥さんは「アジサイは庭植えしやすいことでも人気。土壌により花びらの色が変わるので、それも楽しんでもらえたら」と話している。