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エアロダンスに取り組む穂高の中村千織さん 全国3位に 3年連続で選手権に出場 念願の入賞

全国大会での3位入賞を報告した中村さん

 エアロビックの要素が入ったダンス競技「エアロダンス」に取り組む安曇野市穂高北穂高の中村千織さん(21)=スポーツネットワークSAM所属=は、スズキジャパンカップ第41回全日本総合エアロビック選手権大会全国大会(昨年11月、静岡県浜松市)で3位に入賞した。19日に市役所に太田寛市長を訪ね、結果を報告した。

 エアロダンスは7メートル四方のエリアで、エアロビックの必修動作を組み合わせた演技を音楽に合わせて行い、芸術点と技術点の総合評価を競う。中部地区大会シニア女子A部門で上位に入り3年連続の全国出場を決めた。
 本番では、和をテーマに三味線を弾く動作などを取り入れた演技を披露。昨年は思うように結果が出ず葛藤が続いていたといい「悔しい思いがあった分、3位で名前が呼ばれた時は余計にうれしかった」と振り返る。
 小学校4年の頃にエアロビックを始め、3年前にエアロダンスに移行。自信のある脚力を生かした力強い動きが持ち味だ。前々回の5位、前回の6位を上回る順位だが「もっと頑張って順位を上げ、また表彰台に立ちたい」と意気込んでいる。