安曇野でスウェーデン発祥「プロギング」

ジョギングしながらごみを拾うスウェーデン発祥のフィットネス「プロギング」の体験イベントが8日、安曇野市豊科高家の市南部総合公園を起点に開かれた。親子連れなど約20人が参加し、爽やかな汗を流しながら和気あいあいとごみ拾いを楽しんだ。
毎月「全国一斉宝物拾い」と称したごみ拾いに取り組む穂高の寺島めぐみさん、フィンランド発祥のスポーツ・モルックを広めようとしている穂高有明の小山茂直さん、愛知県武豊町でプロギングリーダーとして活動する皿井一之さんの3人が、「プロギング信州」と題して初開催した。
公園で、足を前後に開いて腰を落とすごみ拾いの体勢「ランジ」を確認した後、松本市島内の松本クリーンセンター余熱利用施設・ラーラ松本までの往復6㌔をごみ拾いした。人数よりごみ袋を少なくすることで参加者同士のコミュニケーションを促し、ごみを拾うと「ナイス」と声を掛け合った。ごみ拾い後は、公園でモルックも楽しんだ。
今回は子供が多かったため、ウオーキングメーンで行った。今後は松本市などでも開催していくといい、寺島さんは「長野県でもプロギングを広げていきたい」と笑顔を見せていた。