教育・子育て

雨雲吹き飛ばす大声援 小学校で春の運動会

白熱した騎馬戦を繰り広げる5年生(開明小)

 中信地方の小学校で春の運動会シーズンを迎え、24日は各地で開かれた。曇り空の下、児童たちは在校生や保護者たちの前で、堂々と練習の成果を発揮した。かけっこやダンスなど、声援を受けながら元気に躍動した。

 【松本・開明小】
 松本市の開明小(百瀬顕正校長、563人)では、6年生が企画した全校種目の学年縦割り準備運動で体をほぐし、短距離走で全力で走り抜いた。騎馬戦や竹引きでは熱戦を繰り広げ、6年生は南中ソーランを披露した。6年生の丸山瑠花さん(12)は「一生懸命応援していて絆ができた。他の行事でも生かしたい」と話した。
安曇野・明南小
 【安曇野・明南小】
安曇野市の明南、堀金の両小学校で、運動会が開かれた。明南小では全校173人が元気に駆け回った。組み体操では、6年生が全身をほこりまみれにしながら技を披露し拍手を浴びていた。児童会副会長の神戸大空君は閉会式で「一人一人がヒーローだった」とあいさつした。23日には穂高西小でも開かれた。
【塩尻・片丘小】
 塩尻市の片丘小学校は、降雨の予報に応じて開始時刻を1時間前倒しした。校庭に集った全校児童が綱引き、玉入れ、大玉送りなどの種目に臨んだ。学年ごとに行った短距離走では、ゴールに向かって力走する子供たちに大きな声援が送られた。峰村祐人児童会長は「みんなが楽しく、一生懸命にできるようにしたい」と話していた。