木曽署 建て替え着々と 年末に完了 新庁舎正面玄関お目見え
段階的に現地建て替え工事が進む木曽警察署（木曽町新開）で、業務開始から一歩遅れて新庁舎の正面玄関がお目見えした。玄関前の駐車場整備などが控える関係で、実際に使われるのは工事が全面的に完了する年末ころからになる見込みだ。新しい警察署は着々と完成に近づいている。
新庁舎の完成時に手前に旧庁舎が残っており、取り壊してから正面玄関やひさしを作った。これまでは玄関部分に一時的な壁が設けられていたが、ガラスの自動ドアが入ったことで１階ロビーに日光が差し明るさも増した。玄関に隣接した、新設の運転免許更新用の講習室や写真撮影室も使えるようになった。
車庫や物置の機能を果たす庁舎横の別棟も３月末に完成した。今後は外構工事などを行う。来庁者は引き続き庁舎北東の臨時駐車場に車を止め、庁舎裏の仮の出入り口を使う。齋藤賢志郎次長は「工事は計画通り進んでいる。ご不便をおかけするが理解と協力を願えれば」と話している。