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松本マラソン11月12日開催 10キロ種目新設 4月29日受け付け開始

 松本マラソン実行委員会は28日、松本市美須々の市総合体育館で会合を開き、今年は11月12日に開催することを決めた。10キロの「ファンランの部」を新種目として設け、より多くの人が気軽に走れるようにする。エントリーは4月29日から受け付け、4年ぶりに外国人ランナーを含む海外居住者の参加も募る。

 ファンランの部は市総合体育館をスタートし、薄川の見晴橋前でゴールするコース設定で、中学生以上が参加できる。松本城周辺など市街地を走れ、初心者が楽しめるコースとなっている。
 42・195キロのマラソンの部が9000人、新種目の10キロのファンランの部が1000人、1・8キロのファミリーの部に親子ら250組を募集する。大会長兼実行委員長の臥雲義尚市長は「走る人、見る人、支える人が一つとなって、魅力ある大会にする」と述べた。
 松本マラソンは新型コロナウイルスや大雨による被災の影響で中止が続いたが昨年、3年ぶりに開催され、ランナー約5000人が晩秋の松本で汗を流した。