政治・経済

麻績のOMIMO もち麦で麦茶 

もち麦を深煎りしコーヒーのような味わいに仕上げた麦茶

 遊休農地を生かした減農薬・減化学肥料農業に取り組む麻績村の地域おこしグループ「OMIMO」(おみも)がこのほど、県の「信州の環境にやさしい農産物」に認証されているもち麦を使った麦茶「丸粒焙煎もち麦茶」の販売を始めた。香ばしい深煎りの麦茶で、村の新たな特産品になればと期待する。

 もち麦を粒のままやや強めに自家焙煎した製品で、煮出すとコーヒーのようなコクと色味の麦茶が1パック(15㌘入り)当たり約2㍑抽出できる。
 おみもがもち麦の有効活用を模索した加工品の一つで、昨年から試作を重ね、本格的に販売を始めた。久保田芳永代表は「妊婦などカフェイン摂取を気にする人も楽しめる商品を目指した。夏に向け水出し抽出できる商品も開発できれば」と話している。
 価格は1袋(5パック入り)税込み500円。村内のシェーンガルテンおみと直売所あさつゆで取り扱う。