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庭と菜園色鮮やかに融合 安曇野でガーデンファーム一般公開

緑の中で花々が見頃を迎えた宮澤さんのガーデンファーム

 庭園と菜園が融合したガーデンファーム(せんぜ畑)がある暮らしの魅力を発信する安曇野市の市民団体・ガーデンファームライフオブ安曇野の会員たちが、今季の一般公開を始めた。第8号となる本年度版ガイドブックを発行し、会員13人がおおむね6月末まで実施するオープンガーデンの見どころを紹介した。
 三郷明盛の宮澤かず子代表は、先代より受け継ぐ約2970平方メートル(900坪)で宿根草やハーブ、野菜、果樹を育てる。手を掛け始めて26年という緑豊富な景観の中に、シャクヤクやアヤメ、シラン、ナデシコなど花々が咲き誇り、見頃を迎えた。宮澤代表は「花を飾ったり、収穫物を料理に生かしたり、ここにささやかな喜びを見つけ出している」と話していた。
 緑化推進に力を入れる市と協働し、A5判全カラー23ページのガイドブック5000部を製作した。市役所や各支所などで無料頒布している。問い合わせは宮澤代表(℡090・3564・1727)へ。