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松本地域の英語版観光ガイドマップを更新 松本広域連合 中国語版も発行

新たに言語の種類も増やし、見やすく、利便性が向上した松本エリアガイドマップ

 松本広域連合などは、令和元年度に外国人観光客を対象に作った、英語版の松本地域の観光ガイドマップを見直し、新たな外国語版を発行した。信州大学(本部・松本市)グローバル化推進センターと協働し、信州大学在籍の留学生と学生たちの意見を取り入れた。県内外約70施設に置かれる。

 中国や台湾からの観光客が多いため中国語版も発行し、英語版、中国語の繁体字版と簡体字版の3種類を用意した。A1サイズで、折り畳むガイドマップになっている。今まではA4の約半分サイズになったが、「開きづらい」との意見を受け、A4サイズになるようにした。写真の数も増やし、行く先がイメージしやすく、華やかなガイドマップになった。利便性向上のため、地図アプリ・グーグルマップにつながるQRコードと休館日も載せた。
 紹介する観光場所は変わっておらず、同連合管轄の8市村(松本市、安曇野市、塩尻市、山形村、朝日村、麻績村、筑北村、生坂村)内の自然、食べ物、歴史・文化、アクティビティ(体験)のおすすめ箇所が載っている。
 令和6年度の県地域発元気づくり支援金を活用し、計3万部発行した。同連合総務課の大和健司主事は「有名な場所以外も載せている。手に取ってもらって松本地域を回ってほしい」と話していた。