猿まわしの妙技に歓声 安曇野の大王わさび農場
安曇野市穂高の大王わさび農場で４日、大道芸「猿まわし」の公演が行われた。ニホンザルの雄・蓮君と猿まわし師による軽妙な技とトークが繰り広げられ、観光客でにぎわう会場が拍手と歓声と笑い声に包まれた。
同農場の開拓１１０周年を記念したゴールデンウイーク初めてのイベントで、栃木県日光市のテーマパーク・おさるランド＆アニタウンが出張公演している。１回の公演は約２０分で、６日まで毎日午前９時～午後４時に随時行われている。
竹馬芸では、猿まわし師が「この子は竹馬がうまくて、転ぶってことがない」と紹介すると、蓮君が即座に転んでみせて観客の大笑いを誘った。竹馬に乗ったままのハードルジャンプや背面宙返りなどの技を披露するたびに歓声が響いた。
家族３人で鑑賞した豊科北中学校１年・郡上結斗さんは「猿にあんなにすごい芸ができるなんて」と驚いた様子で話していた。