地域の話題

青空の下で読み聞かせ 松本・中央図書館が催し

読み聞かせを楽しむ親子連れ

 ゴールデンウイーク(GW)後半の4日、中信地方の行楽地や文化施設は多くの市民や観光客でにぎわった。好天にも恵まれ、思い思いに過ごす人たちの笑顔の輪が広がった。

 松本市中央図書館は4日、近くの開智公園で、屋外で読書を楽しむイベント「青空図書館」を開いた。爽やかな陽気の中、親子連れが読み聞かせや展示を通じて本に親しんだ。
 日よけの布の下で親子が読み聞かせを聞いた。子供が大型絵本に近づいて笑顔で絵柄を指さす場面もあった。松本市美須々の会社員・大島美香さん(32)は、2歳の双子の男子を連れて訪れた。「外だと子供が声を出しても迷惑にならないと思い参加した。子供が新しい本に出合う機会になれば」と話していた。
 幼い子供を連れた保護者と、その子供が気兼ねなく本に触れる機会にと企画。昨年11月に続く2回目で、松本城三の丸エリアのまちづくりに取り組む、三の丸エリアプラットフォームの構成団体の協力を得て開いた。