安曇節の新作歌詞 披露 入選20句 伴奏と踊りで あづみの公園堀金・穂高

安曇野市の安曇節推進保存連絡協議会は6日、国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区で、一般募集した民謡・安曇節の新作歌詞の発表会を開いた。学生部門と一般部門で入選した各10句の作者を表彰し、三味線・尺八の伴奏と踊りで入選の歌詞を披露した。
学生部門には昨年の約2倍に当たる283句が、一般部門には昨年並みの164句が県内から寄せられた。山やワサビ、道祖神など安曇野の良さを表現した作品に加え、開園20周年を迎えた同公園堀金・穂高地区にちなんだ作品や、JR大糸線の活性化を願う作品が目を引いたという。
佐伯治海会長は「つくって、歌って、踊ってと、三拍子そろっているのが安曇節。今後も多くの皆さんと一緒に保存活動に力を注いでいきたい」と、末永く歌い継がれていくことを願っていた。